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聴覚障害者への緊急ファックス 5時間遅れる

引用 産経新聞 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140906504.html

広島市の土砂災害で、聴覚障害者に市が緊急避難情報などを知らせるファクスが、避難勧告から約5時間近く経過した午前9時台になって送信されていたことが5日、市への取材で分かった。安佐南、安佐北両区の担当者が、いずれも寝ていて緊急連絡に気づかなかったのが原因といい、対応の遅れを認めた市は同日、市内の2つの聴覚障害者団体に謝罪した。市は「原因究明を行い、改善策を検討したい」としている。

市は平成13年、障害者手帳を所有し、自宅にファクスがある聴覚障害者を対象に、避難勧告の発令や避難場所などの情報を提供する事業を開始。安佐南区では16人、安佐北区では10人が登録していた。このうち今回、避難勧告対象地域に住んでいたのは8人だった。  安佐南区では20日午前4時半、安佐北区では同4時15分に最初の避難勧告が出された。

だが、緊急時に両区で災害対策本部に登庁する担当の障害福祉係の職員2人が、寝ていたため、本部からの電話連絡に気づかず、登庁したのは午前6~7時。登庁後も災害対応に追われ、安佐南区の担当者がファクスを送信したのは勧告から5時間以上経過した午前9時43分だった。安佐北区では勧告対象地域に住む3人に対し午前9時ごろ、安否を確認するファクスを送っていた。  市は聴覚障害者で死傷した人はいなかったとしているが、対応が遅れたことを認め、5日、市内の2つの聴覚障害者団体に経緯を説明し謝罪した。

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