盲ろう者向け通訳・介助員養成講座inクリスマス会
本日、盲ろう者向け通訳・介助員養成講座に徳島盲ろう者友の会のクリスマス会を組み入れました。午前に「クリスマス会を準備しよう」をテーマにした観察実習とし、「お菓子・ケーキ作り」グループと「飾りつけ・プレゼント用のラッピング」グループに分けて行いました。その後、観察実習の振り返りを受講生から一人ひとり気づいたことを述べてくださいました。盲ろう者が手際よくキウイを剥いている様子に驚いた声が多く、また、盲ろう者から何をするのか、周りの様子など、全体の雰囲気や流れがつかめたことで心の準備ができ、次々の作業がスムーズにでき、達成感を受講生と共に共有できたことが良かったとの感想に受講生は感銘を受けたようです。午後からの「クリスマス会を楽しもう」は、盲ろう者ならではの趣向を凝らしたゲームに受講生はしどろもどろ。結構、楽しく盛り上がりました。続いて、待ちに待った手作りのケーキ。参加者全員、あっという間においしく平らげ、最後にサンタ姿を扮した弱視ろうのKさんからプレゼントをいただきました。受講生を含む参加者全員が、一日中、笑顔でクリスマス会を楽しませたことで、講座も初期の目的を達し、意義のあるものとすることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。徳島盲ろう者友の会役員・会員の皆さま、準備から片付けまでご支援ご協力をありがとうございました。